多くの方がお別れのことばをのべられましたが、本当に女性労働者を愛して止まなかった生前の川口さんの元気な姿を思いだしました。
私自身も労働学校の場などで講義を聞いたり、労教協事務局に入ってからは仕事でご一緒するようになり、いろいろと勉強させてもらっただけでなく、本当にお世話になりました。
多くの方が「いつも女性労働者を励ましてこられた」と感謝のことばをのべられていましたが、励まされたのは女性労働者だけでなく、少なくない男性労働者もそうだったのではないか、少なくとも私も励まされた1人です。
川口さんは、講義などでよく、「女性労働問題、性差別問題は女性だけの問題じゃないのよ。あんたたち男ががんばんなきゃダメなのよ!」と話されていましたが、私はいわれるたびにハッとさせられました。
いまでも、川口さんのこのことばを思いだすことがしばしばあります。
そのことばのとおりに生きているのか、身の引き締まる思いですし、思いだすたびに「がんばらないと!」と気合いが入ります。
あらためて、ご冥福をお祈り致します。 (ブログ担当・吉田ふみお)