労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

新刊紹介『いまなぜ公務員の市民的・政治的自由か』

大久保史郎(立命館大学教授)編著
『いまなぜ公務員の市民的・政治的自由か』

国、地方自治体、国公立学校など公務職場で活動するみなさんの必携の書!

公務員労働者が休日にビラをまいたら刑事罰イメージ 1
こんな時代遅れの法律は諸外国には例がありません。
国公法弾圧事件をめぐる2つの事件では、同じ東京高裁で完全無罪とする画期的な判決しと旧態依然の有罪判決に分かれるなど、司法の場も、まさにせめぎあいのさなかにあります。

本書は、国公法弾圧をめぐる運動の到達点をはじめ、現行の公務労働者の政治的諸活動の規制浅の問題(国家公務員法地方公務員法、教育公務員特例法)をていねいに解明し、労働組合のとりくみも紹介。
あわせて憲法「改正」国民投票法の公務労働者の活動、世界の公務員法制の特徴なども盛り込まれ、これ一冊で「公務員の市民的・政治的自由」について学べる価値ある書物です。

【目次】
第1章 国民生活と公務員改革(大久保史郎)
第2章 国公法弾圧事件──裁判闘争の到達点と課題(加藤健次)
第3章 公務員法制の現状
 ①国家公務員の政治活動の自由と制限(須藤正樹)
 ②地方公務員の政治活動と地方公務員法(小部正治
 ③教育公務員の政治活動・選挙活動(村山晃)
第4章 公務員労働者の政治的・市民的権利獲得をめざすたたかい
 ①国公労連の取り組み(川村好伸)
 ②自治労連の取り組み(柴田英二)
 ③全教の取り組み(蟹沢昭三)
第5章 改憲手続法と公務員の権利(田中隆)
第6章 世界の公務員労働者の政治的権利(泉澤章)
【資料】関係法令(日本国憲法国家公務員法地方公務員法/教育公務員特例法/人事院規則/公職選挙法

定価1400円

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