『学習の友』編集部編
樋口健二(写真家)
樋口健二(写真家)
渡辺博之(いわき市議会議員)
<学習の友ブックレット>
定期検査や廃炉作業には多くの労働者が動員されます。
ここで多くの被曝労働者が生みだされるからです。
本書で、原発労働者を撮り続けてきた写真家、福島第一原発で働く労働者の問題に取り組む市議会議員、かつて原発で労働組合をつくった元労働者の3名が、原発労働の実態を語ります。
ここからは「最先端技術の粋をつくした」と言われる原発が、実は前近代的で無法な働かせ方によって支えられていたことが浮き彫りになります。
原発はエネルギー問題、環境問題であるのと同時に、重要な労働問題でもあるのです。 (『学習の友』編集部)
【目次】
樋口健二「消される原発労働を追いかけて」
渡辺博之「派遣、ピンハネ、箝口令――民主化が求められる原発労働」
斉藤征二「過酷な作業を素人が担う原発――二〇項目要求で組合を立ち上げた経験もふまえて」
定価800 円
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