労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

福島で12名が『友』読者に!  福島県学習協の小川さん

 福島県学習協では、今年に入ってから、12名の『友』読者を増やしています。
 学習協事務局長の小川英雄さん(前福島県労連議長)よると、解雇とたたかう人たちが『友』読者となり、それに刺激を受けて組合本体での購読がすすんでいるのが特徴だといいます。自治労連では解雇撤回をもとめてたたかっている労働者6名が購読し、本部とあわせて8名が新しい読者になってくれました。自交総連に個人加盟してたたかう労働者も新たに読者になってくれました。
 県労連の労働相談センターでは今まで『労働組合づくりの基礎知識』をテキストに学習をすすめてきましたが、その後は『友』を使った学習にとりくもうと計画しています。
 学習の友社には、原発事故で避難を余儀なくされている、浪江町の馬場いさお町議会議員からも『友』と消費税関連の書籍の注文がありました。
 こうしたとりくみに励まされながら、労働者教育協会では、大澤事務局長が3月冒頭に福島県オルグへ入り、勤通大や『友』を中心とした学習活動を職場・地域でとりくんでもらえるよう、労働組合・団体に要請してきました。
 『友』3月号で、「福島の今」と題して小川さんが詳しく書かれているように、いま福島では、全原発廃炉・全面賠償・除染をもとめる「オール福島」でのたたかい、すべての県民が共同するたたかいがひろがっています。福島での経験にも学びながら、たたかいに役立つ学習をひろげていきましょう。
(ま)