『学習の友』4月号から安保学習を軸とした総学習運動を前進させるための連載講座がスタートしました。
題して、「ひろげよう! 総学習運動! 安保が分かれば、世界が見える!」。
沖縄、構造改革、TPPなど、安保をめぐる現状の問題が整理され、「日米安保を学習することで、日本の政治の本質的問題が見えてく」る、「いまの情勢はきわめてわかりやすくなっています」「職場、地域で安保問題を真正面から議論し、学習する運動を大いに起こしてい」こととよびかけています。
先日12日(月)に総学習運動プロジェクトの会議をひらき、連載企画の今後の方向性について議論しました。
大きなくくりとして、①「あなた(の要求にとって)の安保」、②「安保体制の展開とたたかい」、③「どんな未来を!~安保に抗し憲法を活かす日本と世界を」といった3つの柱をたてています。
①では労働・くらし、原発、平和といった問題がとりあげられます。
②では体制とたたかいの歴史を素描します。
以上の問題意識で連載をすすめていきます。
お読みいただければ幸いに存じます。
なお、かつて80年代や90年代に刊行した「安保のすべて」のようなブックレット的なものの21世紀バージョンのの出版企画や、これまで総学習運動のテキストとして刊行してきた2冊の『学習の友』別冊との関係をどうするか、といった問題も議論しています。
これらの企画については、固まってきた時点であらためて報告したいと思います。 (総学習運動プロジェクト事務局)