労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

埼玉土建との懇談

 本日、埼玉土建との懇談会を実施しました。
 先日の神奈川土建との懇談と同様、勤通大を中心に、当面する学習教育運動における協力・共同についての懇談です。
 
 協会側の参加者は、山田会長、大澤事務局長、吉田勤通大部長。
 埼玉土建からは、T事務局次長、M事務局次長。
 埼玉学習会議のH代表委員も同席しました。
 
 まずは山田会長から、総学習運動を中心とした労教協の運動方針についての紹介と、勤通大を中心とする当面する運動への協力・共同の要請・よびかけ。
 とくに勤通大については、労働学校修了者から講師養成も意識しながら一定人数を基礎コースを中心とする発展学習、幹部養成講座と労組コース学習のタイアップ、書記局員教育と勤通大学習のタイアップなどが提起されました。

 これを受けて、吉田より勤通大運動の厳しい現状の紹介とともに、次世代育成や組合強化には理論学習が不可欠で、勤通大は最適の「場」であること、山田会長も提起したよう埼玉土建の学習教育制度とかみ合うかたちでの受講生組織化、人数的には100人はやってほしいと訴えました。

 埼玉土建からは、昔は勤通大などの学習はよくやったが、いまは40代の層が薄く、50~60代の幹部や活動家がどんどん少なくなっていくなか、30代以下でキャリアも短い書記局員や組合員が増えているので、協会側の提起を積極的に受け止め、内部でよく討議し、勤通大や『学習の友』の位置づけをしっかりさせていきたいという決意が語られました。

 具体化はこれからですが、一歩ふみこんだ懇談ができたことは貴重な成果です。
 今後の具体化にむけてさらに奮闘していきます。   (勤通大部長・吉田ふみお)