労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『しんぶん赤旗』に合田寛著『格差社会と大増税』が紹介されています

 『しんぶん赤旗』12月11日付の6面「本と話題」の欄に合田寛著『格差社会と大増税』が紹介されています。
 
 残念ながらネット上にはでていないようなので、少しだけ紹介します。
 
 当日のこのコーナーは、「富裕層増税のすすめ」として4冊の本を紹介していますが、そのうちトップにでてきて半分くらいのスペースを割いて、本書を紹介してくれています。
 
 冒頭では、「『1%』に軽く『99%』に重い税─こんな表現で消費税の性格を言い当てる」と、帯に書かれた言葉を引用しながら、本書の性格を位置づけています。
 
 小泉内閣以来の「税制改革」が格差を拡大させ、「日本の富裕者数は17%を占め、アメリカに次いで多い」という本書の言葉を引用して指摘します。
 税制格差の深刻な実態が暴露されていることを紹介しながら、「野田首相の消費税増税系悪を『税による所得の再分配機能をさらに低下」させると批判します」と、本書の一番のねらいが明かされています。