労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

学習教育運動セミナーin鹿児島

 10月22日(土)~23日(日)、学習教育運動セミナーin鹿児島を開催しました。
 2日間で7県27人(協会ふくむ)が参加しました。

 今年のセミナーは、すでに本ブログにて報告しているように、7月の北海道、9月の栃木、10月の静岡と開催してきて、今回の鹿児島が最後となります。
 
 1日目は山田敬男氏(労教協会長)による問題提起「なぜいま学習教育運動なのか」と、筒井敬二氏(高知自治労連委員長)による勤通大を中心とした組合での学習教育活動のとりくみの報告、長久啓太氏(岡山県学習協事務局長・労教協理事)による労働学校と『学習の友』を中心とした県学習協の活動状況についての報告がありました。
 
 
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熱く語る山田会長と、引き込まれる参加者の方々
 
 
 その後は2班に分かれて、自己紹介、問題提起と2本の活動報告にたいする感想交流を中心とした分散討論をおこないました。

 2日目は参加者全員で、「学習教育運動をどう発展させていくか」を軸に、それぞれの実践報告などもふくめて討論しました。
 
 
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2日目の全体討論で熱く語り合う
 
 
 1日目終了後は、会場近くの天文館という繁華街にある「吾愛人」(これで「わかな」と読みます)にて交流会。
 鹿児島県学習協のS山さんの知り合いが経営しているということで、ちょっとお高めの会費ながら、通常よりランクが上のコースを用意していただいたとのこと。
 極上の鹿児島料理と焼酎を堪能しました。
 感謝感謝(^^)/~~~

 お腹が落ち着き、ほろ酔いになってきたところで、全員に発言してもらいました。
 少し口がゆるくなってきたこともあって、昼間のまじめな討論のときとはまたちがった雰囲気の発言が飛び交い、ときには笑い(爆笑)もでるなど、いい感じの交流会になりました。

 さらに、S山さんの先導で山田会長もふくめて数人で2次会へ。
 協会理事でもある宮崎のKさんが残ってくれたこともあり、宮崎県学習協の再建についても熱く語り合いました。

 これには実は布石があり、宮崎からは勤通大労組コースを受講している全医労都城支部書記長のS島さんという看護師の方が、1日目のみでしたが、参加してくれたことも大きかったと思います。
 S島さんにチラシを送り、電話したさいには、仕事の都合で参加できそうもないということでしたが、あとで思い直して、夜勤明けにもかかわらず、1日目のみかけつけてくれて、交流会にも残ってくれました。

 S島さんは、書記長として何をしたらいいか、悩んでおられるようでした。
 1日目だけとはいえセミナーに参加したことで、昼間とは顔つきが変わったと感じたのは、交流会の雰囲気やお酒のせいだけではなかったと思います。
 S島さんの感想用紙には、「まずは『学習の友』を使った勉強会をはじめたい」と書かれていました。
 
 
 前日までのつかみが20人ちょっとと苦戦していましたが、S山事務局長、K山事務局次長など現地・鹿児島県学習協の方々がギリギリまで奮闘してくれ、初日の問題提起の聴講のみとはいえ、追加で5人が参加。
 参加者組織から会場とり、交流会のセッティングなど、鹿児島県学習協の方々には本当にお世話になりました。

 なお、来年10月6~8日には、岡山県の倉敷で全国学習交流集会を開催します。
 現地・岡山県学習協の方々は、3年前のリベンジとばかりに、「何があろうが絶対に開催する!」と張り切ってくれており、ありがたい限りです。

 その岡山の長久氏が、自身のブログで今回のセミナーのことを紹介してくれていますので、ぜひこちらもご覧ください↓
 http://benkaku.typepad.jp/blog/2011/10/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E3%81%A7%E3%82%82%E5%AD%A6%E7%BF%92%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%81%AE%E5%89%8D%E9%80%B2%E3%82%92.html

(事務局・吉田ふみお)