今回も2010年度基礎コースの受講生からの感想です。
●『
資本論』をまとめつくしたテキスト(M・Tさん。愛知、
自治労連、56歳)
第4章第2節3「国家独占資本主義の形成とその基本的しくみ」や同第3節「経済の
グローバル化と日本経済」などの記述は簡潔明瞭で実にすばらしい。よくわかる。
首都大学教授宮川彰氏による「名古屋
資本論講座」に毎月、5~6年通っているので、『
資本論』をまとめつくすとこのテキスト(第2部)になることが理解できる。
ただ、自分がどこまで理解できているかはあやしく、このテストで言葉一つひとつさえよく理解できていないことが理解できた。残念だが、ひきつづきがんばろうと思う。 (以上、感想)
M・Tさんのご指摘のとおり、基礎コースの第2部「資本主
義経済と暮らし」は、『
資本論』を土台に、労働者向けにできるだけわかりやすいものにしようと長年努力し、少しずつ内容を改善してきたものです。
さらに研究を深め、よりよいテキストにすべく、がんばっていきたいと思います。 (勤通大部長・吉田ふみお)