勤通大の魅力を紹介する一環として、受講生からよせられる感想の一部を随時、紹介したいと思います。
今日は、2010年度基礎コース受講生の方です。
●歴史学習の楽しさを感じた(N・Iさん、青森高教組、37歳)
右ページにある解説の具体例の助けを借りて、ようやく理解が進みました。
精神の問題で片づけるのではなく、社会的要因、客観的要因と結びつけて考えるのが唯物論の考え方だと理解できてくると、テキストの見方も変わってきました。
第2章「社会のしくみとその歴史」の、国家のなりたちや社会発展のあゆみの部分は、とくに楽しく学習できました。
社会の発展が人間の生き方、社会のあり方に大きく作用したこと、資本主義社会の誕生、生産関係が社会の変革をもたらしたことなど、歴史とはこうやって学べば楽しいのだなと思わされることばかりでした。
そして国家のもつ本質については、まさにテキストでのべられているとおりですね。
まさにいま、我々は自らの階級的立場に根ざす思想や文化、イデオロギーが必要になっているのだと感じました。 (以上、感想)
私ももともと歴史(現代史)が専門なので、こういう感想は個人的にも非常にありがたく思います。
私たち1人ひとりが「歴史の主人公」として、仲間とともに「学びつつ、たたかう」人生を歩んでいくこと、そういう姿勢と努力を積み重ねていくことが大事だと思います。 (勤通大部長・吉田ふみお)