労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

労教協第51回総会を開催

 
 
 
震災復興、憲法を活かした日本をめざすたたかいに貢献する学習教育運動を
 
労働者教育協会が第51回総会を開催
 
 労働者教育協会は6月4、5日の両日に第51回総会を開きました。
 山田敬男会長はあいさつで、労働運動、民主運動の前進に寄与するために、①労働運動や国民的運動との共同、②学習教育内容の研究、③学習運動の活動家づくりをすすめていこうとよびかけました。引き続き、昨年秋の理事会で発表した「2010年代の大衆的学習教育運動の発展のために」(提言・第2次案)と「労働者教育協会の60年」(たたき台)について報告し、2012年度総会に向けて、議論をよびかけました。
 大沢進事務局長は、2010年度の活動と総括、現在の情勢と今後の課題について報告。労働組合の次世代育成や要求闘争の前進に役立つ学習活動を推進するために、今年度の運動の重点課題として、学習教育運動セミナーの成功、「貧困・憲法・安保」総学習運動の引き続く推進、『学習の友』の読者を増やし活用を広げる運動を提起しました。
 討論では、東北の被災地の参加者が、現地の様子と労働組合を中心としたとりくみを報告しました。また、各学習組織の参加者が、「県内で100か所以上の安保学習会を開いた。目前の課題や要求を、大もとにある安保条約と結びつける学習が大切」「学習教育運動セミナーの成功に向けて、開催現地としてとりくみを強めている」「労働組合の要求にこたえた労働学校を軸に学習活動を前進させ、『友』読者を2年連続で増やすことができた」と活動を報告しました。労働組合の参加者は、「震災に乗じて公務員賃金一割カットが閣議決定された。反撃に役立つ学習教材をつくってほしい」と発言しました。
 全労連の柴田真佐子副議長、日本共産党の米沢幸悦労働局次長が来賓あいさつしました。
 選出された役員は、次のとおりです(敬称略)。
 ▽会長=山田敬男▽副会長=寺間誠治▽事務局長=大沢進▽事務局次長=須藤秀幸(新)、大石達弥、狩野清イメージ 1